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「灰色のカナリア」感想(5) 歌について

「灰色のカナリア」
4回観て、結局一番訴えたかったのは何なのか?と考えた時、
それぞれの登場人物のねじれたり固まってしまった過去の清算、
何かに囚われた心の解放を描き
中でも音楽が原因で病んでしまったカナの囚われた心を解きほぐすのは
やはり音楽ー藤井の歌
閉じ込められた心を開く役目を藤井は担っていた。

そんな藤井を、「歌に思いを込め心に伝える」ということが出来る
増田貴久に演じさせたかったのだと、私は考えました。

(5)は歌とギターについて語らせてください。
【増田さん(藤井君)の歌について】

最後に島ちゃんがいう「歌は耳で聞くもんじゃない、(胸を指刺して)ここで聴くもんだ」
と言う台詞。
これこそが常々感じているまっすーの歌の魅力!

このことを思うと、何度も言うけど、「藤井君を演じるのはまっすーしかいないでしょ!」と思えます。
また、この歌がね~ホントじんわりじわじわ~っと心の隅々まで沁みること!

歌う場面は何度かあって

1.アカペラ
まずはカナが作った詩をカナに無断で島ちゃん(章)がネットに載せ、
そうとは知らずに藤井君が曲を付けていた「奇跡の偶然」の歌
藤井がかかわっていた「ファッショネーブル」というバンドの「いつかきっと」という歌
(パンフレットに楽譜が載っています。)

これをアカペラで歌うのが、ホント素敵~
劇場全体にまっすーの生の声がふわ~~と広がる。他になんの音もない。
客席をまっすーの歌が包み込むような感覚。最高の贅沢!
あ、まっすーじゃなくて藤井君ですね。
この時の藤井君は自分が曲を付けたこの詩をカナが書いたんだという驚きと喜び、
それをなんとかカナに聞かせたいというとてもピュアな表情で歌うのがまた素敵です。

2.歌で語る
次は歌というより、メロディーのついた台詞
まず最初に、カナが「歌だけが聞こえない奇病」と知り、最初は確かめるために呼びかけます
「♪あのね~かなさ~ん」
これ、私激しく好きなんですけど―――!
とろけるほど優しい~~
そして、カナに好きと言いたいけど言えずにいるダメな自分の気持ちを切なく歌い、
「せめて抱きしめたい」と歌うと 
カナが「今、誰かに抱きしめられた気がする。それで、とっても幸せになった気がした」と言う。
最初聴いたときはちょっと無理があるって感じてしまったんだけど、

この部分の歌、特に4回目に観たとき、すごく感情がこもっていて
カナの心に伝わったっていう事がすんなり入ってきました。

けど、カナは「リュウが帰ってきたからね♪」って誤解しちゃうとこが切ないけどね~

3.ミュージカル風
リュウにカナが歌が聞こえない病気だってことをカナに知らずにわからせるために、
藤井、リュウ、島ちゃん(章)の3人で歌で会話していき、だんだんミュージカル風になって、
最後3人で斜め45度目線で並んで手を広げ、ユニゾンで客席から拍手が沸き起こります。
コミカルで最高!ここも大きな見どころ。


4.弾き語り
ピサ屋に乗り移っていたリュウの魂は、「オレはここにいてはいけない」と言って去ってしまい、
悲嘆にくれるカナ。 カナの心を癒し開けるのは藤井の歌と思った章がギターを藤井に渡し、歌うように促す。
でも、カナは歌が聞こえない・・と戸惑う藤井に章は
「歌ってのはな、耳で聞くんじゃない(胸を指さし)ここで聴くもんだ」と

そして始まる弾き語り。綺麗な澄んだアルペジオの優しい音色
そこに重なっていく、語りかけるような優しく温かく、丁寧な
心のこもった歌声。

泣き暮れていたカナが、しだいに顔を上げ藤井を見つめる。
そして、歌い終わった藤井も優しくカナを見つめる。


カナの心を溶かしたこの歌に観客もみな心が温かく溶けて行ったことだろうと思います。
私の心もトロトロに溶けました~


正直、ギターについては本人も自身なさそうだったし、
新しいことを習得するのに時間がかかるタイプだって思っていたので、
それほど期待していませんでした。(っていうか、本気で心配でした~)
にわか仕立てで、「音楽を志し作曲までしていた人」に見合う技量で弾けるわけないし、
間に合わないで半端なことになるくらいなら、お芝居に専念させてくれてもいいのに・・
歌だけでもいいのに・・なんてことまで思ってしまったダメダメなファンです。

でも、綺麗な優しい音色が響いて、ちょっとビックリしました。
初心者だから、コードをかき鳴らす感じでごまかすかな?なんて思っていた私、ごめんなさい!
アルペジオで綺麗な音を出すのって、初心者には難しいです。(挫折経験者)
譜面をやっと弾いている以上のものがちゃんと感じられました。
ああ、まっすーらしいな~って感じる柔らかな温かさを感じるギターになっていました。
まったく触れたこともないところからここまでは、きっと大変だっただろうと思いました。
特に一度に二つの事をするのは苦手そうに言っていたので、
(「あい」のうらで「ラーメン食べながらラーメン作っちゃうみたいなこと」が出来る手越はスゴイ、俺はできないと言っていた)
弾き語りであそこまでできるようになるのは大変だったんだろうな~

そりゃあ、技巧的にすごく巧いわけじゃないし、
日によってはグダグダの時もあったらしいけど、
心に伝わる歌を聴かせるためのギターとして、
ちゃんと素敵な演奏になっていました。
初見の時は、こんな思いも含めて感動の涙が頬を伝いました。

2回目の時は、ちょっとギターを間違えそうになって、ハラハラしましたが、
それで歌が乱れるようなことはなく、そこは流石と思いました。
3回目は、ギターも歌も素晴らしく、ずっとギターを見続けないで客席に視線を向ける余裕も出てきました。
とてもいい歌でした。
4回目では、そこまでの芝居が活き活きとしていたので、すっかり感情移入していて、心の奥まですーーと浸み込んできました。劇場を感動が包みました。

今までもアコギだけで彼の歌を聴いたことがあったはずだけど、
弾き語りってまた違う魅力ですね。
劇中の事で終わりじゃなくて、これをきっかけに新しい境地、もう一つ開拓ってなるといいな~

この歌声を何とかして舞台に来られなかった全国のファンに聴かせてあげたい!!
DVD化熱烈希望!せめてサントラ盤を!
あんなに感動して、4回も聴いて、もう覚えた!と思ってたのに
もうドンドン忘れていくポンコツな脳みそ・・・(泣)
やっぱり記録に残して欲しいよ。
コンサートで披露でもいいな~
あ、取りあえずマスヒツで聴かせてくれないかな~
皆でお願いメール送ろう!!




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No title

 ぶらうにいさん・・

  藤井君の歌声(最初の歌)を聴いた時にほんとに
  自然に泣けてきたんです・・
  自分でもだいぶ驚きましたe-453
  ぜひDVD発表して欲しいです

  あの感動を再び・・・ですね。。

LIVEで・・・

 おはよう、ぶらうにいちゃん。

 LIVEで「くしゃみ」弾き語り希望します~

 号泣必至!

 聞きたいとおもわん?

優しい歌声

ぶらうにいさん、こんにちは。

藤井君の歌が観劇10日過ぎても、今まだ耳に残っていて、いつでも思い出したいときにリピートできます。
聴いたときは、優しさに包まれました。
幸せな気持ちで心が満たされました。
涙が止まりませんでした。

私はなんの音楽の知識も(センスも笑)ありませんが、藤井君のギターも歌声に勝る優しい音色を奏でていました。

今は脳内リピートできますが、次第に忘れていくだろう「残念脳(笑)」
確かにDVD化してくれたら・・・
私も要望を出してみますね。

Re: あまみままさんへ

あまみままさん、こんばんま

藤井君の弾き語りもいいけど、
最初の歌もすごくいいですよね~
あんな小さなホールでアカペラで生の声だけを聴けるのはすごい贅沢でした。
コンサートでの音楽の作品としての歌とは違って、
歌で話しかけられてるみたいな気持ちになりました。

けど、悲しいことに、どんなに感動しても、月日がたつと記憶は薄れてしまうんですよね・・
だから、是非DVD化して欲しいです。
来れなかったみんなにも聴いて欲しいしね。

Re: LIVEで・・・

グレちゃん、こんばんは
うわ~
「くしゃみ」弾き語り・・・
そんな危険な!マス担の涙の海で溺れるよ~

でも、現実問題、くしゃみはあまりに全力で歌ってるから
弾き語りは難しそう~



Re: 優しい歌声

キイロさん、こんばんま
本当に優しい歌声につつまれて、幸せな気持ちになりましたよね。
キイロさんのブログで観劇報告も読ませてもらって、
キイロさん、かなり「きてる」なと、思いました。

> 私はなんの音楽の知識も(センスも笑)ありませんが、藤井君のギターも歌声に勝る優しい音色を奏でていました。
 -私も音楽に詳しくはないけど、優しい音色でしたよね~ 聞いたとたん、まっすーを感じるような音色でした。

> 今は脳内リピートできますが、次第に忘れていくだろう「残念脳(笑)」
 -私はもうすでに怪しくなり始めてるポンコツ脳(苦笑)

DVD化、叶うといいな~ 
プロフィール

ぶらうにい

Author:ぶらうにい
NEWS、テゴマスの増田貴久クンを応援しています。2009年秋頃からのファンです。
まっすーのお母さん世代のおばちゃまです。家族は夫と今年20歳になる娘1人(マカロンの名前で登場)の3人。

お返事はコメント欄のコメントのみさせていただき、拍手コメントのお返事は原則失礼させていただきますm(__)m  でも、すべてのコメントは楽しみに必ず読ませていただいています。

現在、コメントは認証制にさせていただいています。公開にふさわしくない内容や、ブログの内容に関係のないコメントは非公開、または削除させていただく場合があります。

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