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ストレンジフルーツあらすじと感想(1) <訂正箇所あり>

           
ストレンジフルーツ、
複数回観に行きましたが、その都度感想を書きとめておかなかったので、
いつの感想か? いつの舞台の演技がどう違ったか?などは細かく書けません。
その代り、この作品とても台詞が心に残り、(心に刺さり)
詩の様だったり、哲学的だったり、文字通りだけではなく沢山の深い意味を含んでいたり
とても印象的だったので、台詞を沢山書き留めておきたいという思いで書きました。
それと、舞台が好評であればあるほど、諸事情で行けなかった方は悔しい思いをしていることだろうと思い、
私のできる限りで覚えている限り(+お友達の協力力も得て)なんとか再現してみました。

どうしても私的解釈が加わり、ぶらうにいフィルターを通したものになっていたり、
頭の中で順序が逆転したりがあるかも知れませんが、お許しください。
台詞もニュアンスです。

最近観られてまだ記憶が新しい方、もし、大きく違っていることがあったら、
教えてください。
また、解釈の仕方はひとそれぞれだと思うので、私はこう解釈したよ。というコメントもお待ちしています。
そういう事を大いに語り合いたい作品なのです。

作品に対して、いろいろ思うこと、考えたこと感じたこと、もっと山ほどあるのですが、それはまた別の記事にしたいと思います。

とんでもなく長文です。ご興味とお時間、(+根気?笑)のある方のみお付き合いください。

※ お詫び 台詞の一部に大きな誤りがありました(汗)ので、修正しました。
  教えてくださったRさん、ありがとうございました!
  
ハリーが懇願する場面、〇「懇願する人間がどうして立っているのかな?・・・」
             × 「懇願する人間がどうして座っているのかな?・・・」

※ またまた大きな抜け落ち(汗)登場人物にハリーが抜けていました~~
  ごめ~~ん!川岡さ~ん!!  

 



「ストレンジフルーツ」あらすじと感想(1)

【舞台装置】
とある廃校になった小学校。
舞台上手側の校舎には足場が組んであり、壁面に何やら着物を着た首のない絵。
スピーカーも見える。
中央奥には学校敷地と外を隔てる柵(門)。
下手側には大きな木。(楓の木。この木には大きな意味がある)
木には輪になった縄が下がっている!
その横にブドウ(?)棚。なにやら犬小屋のような5角形の白いオブジェ。

【登場人物】
千葉 映像作家
カナ カメラマン
ハリー パフォーマンスアーティスト
犬飼 音楽家
美晴 デザイナー
モリシタ 服飾デザイナー
アキオ 画家
久良間 キュレーター プロジェクトの主宰者
海老沢 市の担当職員

【全体の構成】
構成の妙がこの作品の一番のポイント。とある廃校に集められたアーティスト7名がそれぞれに究極のアートを作り出すべく生活を共にしながら創作活動に励む1年間の物語を
衝撃の結末から逆再生していく。
CHAPTER#5~1へ 4月から、1月、10月、7月 そして1年前の4月戻って行く。
それぞれの場面転換の間に実際に廃校で撮影した映像が挟まれ、繋ぐ形。
1年間の間にさまざまな理由で一人二人と脱落、追放されていき、最終的にはカナと千葉が残っているところから、だんだん人数が増え、イライラととげとげしい雰囲気から、和気あいあいの仲間の様子へと、
衝撃の狂気の様相の千葉から、だんだんと本来の人間らしい優しいいい人の千葉へと戻って行く。最後に#CHAPTER1を見て初めて、なぜその結末へ向かったのか、それまでの様々なセリフや行動がいろいろな伏線だったと理解できる。


【あらすじと感想】
※ 黒字があらすじ、舞台の様子、「 」内が台詞です。(正確ではありません)
  台詞の中で印象的なものを青文字にしています。
  茶文字が私の感想です。


【プロローグ】
チャイムが鳴って、バタバタと千葉が走ってきて始まります。
そして、千葉がビデオカメラをスタンバイし、きれいなドレスを着たカナが首を吊ります。
  私は、舞台が決まってすぐに、ストレンジフルーツってなんだろう?と検索して、ビリー・ホリデーの歌詞を読んでしまったので、初めの衝撃的な部分は首つりかも知れないなあと思っていました。ロープを見て、やっぱり・・と。(私は千葉が自殺するのかと予想していましたが違いました。)けれど、なんの予備知識もなく観た方はかなりの衝撃だっただろうなあ・・・

そして千葉がノートPCをクリックすると、音楽が鳴り、光が放たれます。それは校舎の壁をスクリーンにしたアート。プロジェクション・マッピング。
  この映像にも、最初1回見た時にはわからなかったさまざまな伏線が隠れ ているのが回を重ねて見たらわかって、面白くて・・こんなところも嵌ってしまう要因の一つ

そして、カナの元で千葉の腹の底からのような悲痛な叫び。 「あ”---!!」
  これ、文字では表せない・・耳に残って離れない叫び声でした・・

映画のようなタイトルやキャストのアップから始まる映像。登場人物それぞれのキャラクターとそのCHAPTERに合わせた様々なカットと様々な逆再生を表す映像。落ちたナイフが手に戻って行く。流した涙が目に戻って行く、廊下を後ずさる・・等々
   この映像のまっすーがまたすこぶるカッコよかったり、可愛かったり!!
このスナップ写真、売ってくれないかしら~ スクリーンいっぱいのアップってたまらないですね! ああ、いつの日か映画にも出てほしい!!ストレンジフルーツの映画化希望!!
 映像は3階から見た時が一番よく見えました。本当に映画を見ているように・・・



―CHAPTER#5 4月1日―

暗転後、カナの姿はなく、真ん中に棺。
カナが死んだと知らされた、この場所から脱落、追放された元住人たちが喪服姿で集まってきて、何とか中に入ろうとしますが、入れない。(入れない人たちが客席通路で演じ、敷地の外で騒いでいる様子を表す演出。)
そこへ千葉が現れ、「追放されたくせに何しに来た?」と、一人一人に今何をしていると訪ね、ぞれぞれ、いまは社会とつながった健全だけれどアートを極めていない生活を告白します。千葉は、一人一人を蔑む発言をし、中へ入れろと言われても「入れないよ。お前らはもうアーティストじゃないんだから!」と言い放つ。
  この場面の迫力、半端ないです。驚きました。凄味があり、体幹にずしりと響く声!
そして、棺の傍らに肩を落とす背中が、素晴らしく演技していました。
どうしようもない悲しみを背負った背中。


そこへプロジェクトの仕掛け人、久良間が現れ、シートを敷き、バスケットからサンドイッチを取り出して「最後のピクニックを始めよう」この「ピクニック」とは、各期ごとの作品の品評会のこと。最優秀アーティストとして千葉の名が呼ばれ、1億円を目の当たりにしても無表情に立つ千葉。
  無表情にサンドイッチを食べるのがなんとも不思議な感じでした。サンドイッチ何度食べるんだ?と言うほど繰り返されるんだけど、何のい意味があるんだろう??

ようやく中に入れたもと住人達は、棺の中を見たいというが、
千葉は「見るならちゃんと覚悟して見ろ」と
棺が開けられ、美晴が「綺麗・・」と言い、ちばはカメラを回しその様子を映して、
「カナーー!!」
「カーーット!!オーケイ」これで作品の完成。
  このオーケイの言い方がたまらなくエロティックで、それは千葉のある種恍惚を現しているんだろうか・・と、気に入っていたんだけど、なぜか、千秋楽はちょっと言いかたが違ったんだよね・・・最後に??が残ってしまった。千秋楽は3階から見たので棺の中が少し見えました。お花で埋め尽くされているのが見えただけですけどね。


映像のフレーズ ―心の汚い私たちは必死だった―


―CHAPTER#4 1月1日―  

楓の木の下で寝転ぶカナ。
モリシタがドレスを持ってバタバタと落ち着かず、カナに「余裕だね~」
ハリーが「余裕ない奴がいると空気が悪いね」
ハリーと千葉は共作で映像作品を作っていたらしい。しかし、千葉は、
「ねえよ。俺たちの作品はありません。」「消えた。」
ハリー「なにが?」 千葉「データ。」「編集してて停電でポンと」
慌てるハリーはなぜバックアップがないんだと怒り、焦る。
しかし千葉は、「いつもお前のアイデアを形にしているのは俺だ。今度はお前が何とかしろ。」と冷たく言い放つ。

そこへ「明けましておめでとう」 と久良間が来てピクニックが始まる。
モリシタのドレス、テーマは「蘇生」 
しかし、千葉は「中途半端だな!」と「着せればいいんだ。着せて吊るせよ」
驚くモリシタにさらに「今、イメージしただろう?」「誰をつるしたい?誰を殺したい」
「わかりやすいんだよな」
  ここ、ド迫力でした。双眼鏡で覗いたら怖い顔してた~~

カナのプレゼン 写真を見せ、タイトルを聞かれるが、「なくてもいいかなと思って」
久良間は普通はタイトルが重要だが、この写真には必要がないと絶賛。才能のレベルが違うと。
(カナは天才カメラマンで写真に感情が写ってしまうと言われている。カナは他のアーティストたちの羨望の的。)

ハリーはデータがなくなってしまった言い訳をする。外界との接触を断たれネット環境も整っていないからだと。コンセプトをプレゼンしたいと言う。
久良間「懇願しろ」ハリー「懇願してます」 
すると、千葉が冷たく「懇願する人間がどうして立っているのかな?ってことだろ」
土下座するハリーをとめようとすると「ほっといてやれよ。生き恥なんだから」
  じつに、冷酷で酷い男になってます・・・ドSな視線がゾクッ!

ハリーのプレゼン。ここで初めて「ストレンジフルーツ」とは何か?が見えてくる。
ハリーはウクライナの資料館?でそれを見たと。作り方の資料もあると見せる。
縊死(首つり自殺)の死体をアートにするのだと。死体だと思えないほどに美しいアートにするのだと。

そして、データがなくなってプレゼンするものがないはずの千葉がプレゼンを始める。ハリーとの共作とは別に用意していたと言うプロジェクトマッピングの構想をすらすらと述べ始め、
しかも題材の「クロスロード」というエピソードは、かつてハリーが教えたもの。
「伝説のミュージシャン○○○○(名前忘れました~)はクロスロードで悪魔に出会った。
人間離れした演奏と引き換えに悪魔に魂を売って、27歳でこの世を去った」

そしてハリーに「コンセプトだけなんてダメだ」とナイフを取出し、刃を自分の胸にむけ、
「やれよ。できたら尊敬する」と
ハリー「悪魔みたいだな」とそのナイフに手をかけるも、そんなことができる訳はなく。
「友達にこんなもの向けて、何やってんだろうな!」とナイフを投げ捨てる。
  この場面、本当に怖いです。怖い目!!迫力ある。 

そして、モリシタも嫉妬の対象カナにナイフを向けますが、カナの「いいよ。おいで、ここ(心臓)狙って」に「いやだよ。あんた本気じゃん」と怯み
ハリーとモリシタが脱落、追放となり出ていく。

カナと千葉だけが残され、
カナ「ここにいいたら、何だってできる気がするんだけどな・・」
千葉「カナ!」「カナ!!」「カナ?」
千葉「今の俺だったら、なんだってできる」
カナ「じゃあ…助けて!!」
   初見では千葉のカナ連呼の意味、カナの悲痛な「助けて!!」の意味がわからなかった・・
 幕が進んでようやく理解できるのです。
「カナ」連呼の芝居がいいです。訳あって、この場面以外にもたくさん連呼します。
それぞれに違う「カナ」とてつもなく愛しさのこもった連呼。
  ああ、カナって名前になりたい~~!! と何人のマス担さんが思ったことでしょう・・・

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プロフィール

ぶらうにい

Author:ぶらうにい
NEWS、テゴマスの増田貴久クンを応援しています。2009年秋頃からのファンです。
まっすーのお母さん世代のおばちゃまです。家族は夫と今年20歳になる娘1人(マカロンの名前で登場)の3人。

お返事はコメント欄のコメントのみさせていただき、拍手コメントのお返事は原則失礼させていただきますm(__)m  でも、すべてのコメントは楽しみに必ず読ませていただいています。

現在、コメントは認証制にさせていただいています。公開にふさわしくない内容や、ブログの内容に関係のないコメントは非公開、または削除させていただく場合があります。

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